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ソールはがれのお修理はプロにおまかせ!

ソールはがれ修理

こんにちは!
西野です。
sakura
いよいよ春めいて来まして、修理業界も最盛期に突入しています。
当店お預かりの修理品も少しづつ納期がタイトになりつつあり、
遅延が生じる場合もございます。

修理品は少し時間的な余裕を持ってお預けいただけるとありがたいです。
お客様各位にはご迷惑をおかけする局面もあることかと思いますが、
何卒よろしくお願いいたします。

さて、本日はソールはがれについてのお話。

 

分解ソールの圧着のプロセス

ソールはがれ修理

ホーガンの高級レザースニーカーです。
こういうふうに底が分解してしまった場合、簡単に自分でボンドなどを使って
直してみようか・・・などと思ってしまう気持ち、わかります。

   ★でも『絶対におやめください』★
その時点で直せるものも直せなくなる確立がグンとアップしてしまいます。

ソールはがれ修理

ここからソール再接着のプロセスをお見せします。
まず、リペアマシンやワイヤーブラシでソール接着面のお掃除をします。
古い接着後の残骸などをきれいの取り除き、新しく接着面を作ります。

ソールはがれ修理

掃除が済んだらプライマーと呼ばれる接着剤をソールに
定着させるための溶剤をかけます。
そして一定時間乾燥させます。

ソールはがれ修理

この下準備をした上で初めてボンドを使います。

ソールはがれ修理

さらに『時間をかけて乾燥』を繰り返したあと、
プレス機械で一気に圧力を加えてソールを圧着させます。

こんなことが個人のご家庭で、できるわけがありませんよね・・・

ソールはがれ修理

さらに細部をチェックし、浮いている部分を徹底的に
ハンマーなどで圧力を加えていきます。

ソールはがれ修理

はみ出した接着剤を取り除いて、出来上がり。

ソールがはがれたら単にのりを塗って貼ったらOKというのとは
次元が違いますよね?このような工程を踏んで修理が行われるのが普通です。

(どこの店でもとは言いませんが・・・)

 

ソールのはがれサンダルの場合

もうひとつ、季節的にはこれから増えてくるサンダルのソール故障

ソールはがれ修理

ブッテロのレザーサンダル
前ソールが完全分解。
足を支えているストラップも抜けてしまっています。

ソールはがれ修理

一見片足のみの故障に見えますが、左右を同じ条件
(雨の日も晴れの日も歩く場所も)で使用しているわけですから、
もう片方にも顕在していないダメージが進んでいる可能性もあります。

ソール分解の場合、かならずお店には両足をお持ちください。

ソールはがれ修理

一見、大丈夫な感じでも軽くストラップを引っ張ってみると
簡単に両足のソールが分解しました。

ソールはがれ修理

完全に修理が終わった状態。

ソールはがれのポイントとしては

1)自分で瞬間接着剤などでなんとかしようとしない、プロに全てまかせる。

インスタントで素人修理して直るようなものではありません。
またすぐ分解するのがオチ。
その状態で後から修理店に持って言ってもお断りされる場合があります。
イジワルでそういう対応になるのではなく、ちゃんとした実用強度を
再現することが不可能になるためです。

2)時間がかかる修理になることを理解しておく(2~3日)
短時間の修理では実用強度は得られません。

3)片足にしか異常が認められなくとも必ず両足お店に持っていく。

 

よい物はそれだけデザインの力学とバランスの上に設計されていますので、
やはり繊細な構成になっているものも多いのです。
モチは餅屋といいますね。
繰り返しますが、どれほど困っても『応急処置』を自分でしない。
普通に直るものでも不可能になります。

以上
本日はソールはがれについてのご指南でした!

 

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