BLOG

DIESELシューズ、トップライン・クッションの修理

トップライン・クッションの修理

こんにちは
西野です。

今年の春は雨が多いですね。
足元まわりやバッグも防水スプレーなどで
しっかり雨対策いたしましょう。

過去の記事もご参照ください

梅雨の季節こそ活用したいWOLYのスタンダード防水スプレー
https://www.hiirokan.com/424.html

トップライン・クッションの修理

旧ブログから転載した画像で少々古いですが・・
定番のWOLY防水スプレー3兄弟です。

○左から

  • スエードフレッシュスプレーニュートラル(スエード専用)
    スエードの乾燥と戦うためにはなくてはならない保護スプレー

    スエード専用で、色を鮮やかにし、毛足に栄養を与えます。
    もちろん防水力にも優れています。
    プロテクター3×3との併用で、さらに効果を上げられます。

  • ソフトナッパ(デリケートレザー専用)
    デリケート・レザー、鞄、ジャケットなどの防水、
    保革を目的に使用します。こちらも栄養を与える効果があります。
  • プロテクター3X3(オールマイティな防水スプレー)
    こちらを基本として使うことをおすすめします。

強い防水力と粒子の細かさからどんなものにも使いやすく、
例えばナイロン×革などのバックにも使えます。

いずれも使い方としては靴を使ってるシーズン中は
2~3週間に一回は使うという感じでOK。
予報で雨の日の前日に使うとさらに良いですね。

 

トップライン・クッションの修理

前置きが長くなりました。
では本日のお題、ディーゼルの靴修理です。

トップライン・クッションの修理

カカトまわりを保護してくれるトップラインのクッション部分ですが、
亀裂が入ってこのままでは履き心地に影響がでてしまいますね。

今回はこのパーツ部分を全て取って、新しい革で巻き上げます。

トップライン・クッションの修理

縫製をドンドコはずして分解します。
このパーツを取り替えてしまうわけですが、
元々は二枚はぎの革を中央で割り縫いの仕様となっています。

しかし、同じ仕様にするには手がかかり、修理予算もかさむので、
一枚革を使ってよりシンプルな構造で仕上げます。

トップライン・クッションの修理

まったく同じ色の革はありませんので、少々アクセントになる程度の
お色を選び、一枚の革でパーツを製作します。
これはだいたいのサイズを合わせて組み込んだところです。

トップライン・クッションの修理

縫製を元に戻します。
二本ステッチで腰裏部分のインナーの縫い目もちゃんと合わせます。

トップライン・クッションの修理

出来上がりです。

脱いだり履いたりと、知らず知らずのうちに力のかかる部分ですが、
このようにそっくり革パーツ部分を交換してしまうことで
また履き心地も向上いたします。
似たような症状ある方はご相談ください!

以上、本日はディーゼル・シューズの革パーツ交換修理でした!

 

関連記事

最近の記事

山の手緋色舘の宅配修理

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る