BLOG

魅力のvibramソール・ガムライト

vibramガムライト

緋色舘の西野です。

すっかり暖かくなり、春めいてきましたね。気温が一気に上がったので
体の調子が付いていかないという感じです。

さて、前回ブーツのファスナー記事をUPいたしまして、今回そのpart.2の予定でしたが
都合により次回まわしといたしまして、
今回は実はちょっと前にお世話になりましたお客様のソール交換などを振り返ってみたいと思います。
特に意味なく下書き状態で余裕のないまま、お蔵入りになっていた記事をこの機会に公開しようかな
という感じです。

vibramガムライト

さて、こちらの渋い感じに程よく履きこまれたワーク系シューズ。
持ち主様は「ヒールがあるソールに交換をしたい!」
とおっしゃられて、何をお勧めしたら良いのか少し迷いましたが、
お話しをしているうちに、今ついているソールのボリュームを少々抑えて、
屈曲性のあるものに交換すればいいのかなということになりました。

vibramガムライト

結果vibramのガムライト・ソールにチェンジしてこのような靴に。

ソールの返りも良く、雰囲気も少しスマートになった感じがします。
このガムライトは定番の商品なんですが、vibramのソールの仲間では
比較的薄手で、名前のとおりライトな印象です。

vibramガムライト

お次はこちら
これはラグソール(登山底)からのチェンジ。
今回はより軽く履きやすいソールでとのご希望でした。

vibramガムライト

これもガムライトのウェッジソール・バージョン
曲線状に整形されたソールでかっちりとしたヒールはありませんが、
これも軽快で履きやすい。
vibramソールの良いところは、種類豊富で汎用性が高く、供給も安定
しておりますので、ソールの特性を修理人サイドが理解しておれば、安心してお勧めできるところです。

vibramガムライト

すごくいい靴なんですがソールが重いということで・・・

vibramガムライト

やはりガムライトで軽く歩けるよう交換しました。
思えばステッチダウン製法の靴はこのようにサイズや色、厚み、材質などなど
いろんなチョイスが可能で、お客様のご希望にあわせてチェンジが出来ますね。
ですので店頭、およびメールなどで、こんな感じのソール交換にしたら面白いんじゃない?
と、お声をかけていただければ、文字通りいろいろ引き出しをあけて(笑)
ご提案させて頂きます。

vibramガムライト

はい、こちらは当店ではおなじみのシルエット
元はクラークスのデザートブーツでした。
これもこんなふうにクレープソールからガムライトに交換が出来ます。

vibramガムライト

このデッキシューズもクラークス。
デッキ形状のバランスにも相性もばっちりでした!

本当にお世話になった方々の靴達です。振り返ってみて、個人的には自分がご提案して
ご相談成立となったら、「さあやるぞ!」と意気込みが入りますね。
他のものはやる気がないという意味ではもちろんないですが。(笑)

当然今も一線で活躍してくれている靴達でしょう。

過去の修理画像を見ていると、そのとき交わされたお客様との会話、
どんなことに気をつけながら修理をしたかなど、いろいろ思い出します。
それが私の今に繋がっているのかと思うと、なにやら感慨深いものがありますね。
まあ、やらかしてしまうこともありますが(爆)
時々振り返ってみて今のたち位置を確認するのも大事なことですね。
それがさらに将来良い結果につながるよう努力いたします。

おっと、自分語りになってしまいました。(ウザイだろ)

ということで本日は以上!
次回はファスナー編part.2やらせていただきたいと思います。

関連記事

最近の記事

山の手緋色舘の宅配修理

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る