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ファスナーを使った修理あれこれ

ブーツなどファスナーを使った修理

こんにちは!
緋色舘の西野です。

秋分の日が過ぎると季節が完全に変わった感がありますね。
本日は割りとこのブログでも定番的になった「ブーツのファスナー取り付け」とBagやサイフなどのファスナー修理例のご紹介。

○ブーツにファスナーをつけてみる

チペアのレースアップブーツですね。
このようにファスナーを取り付け作業していく場合は、本体へのカット線を入れますが
そのブーツに適した形で着脱しやすいような場所を探ります。


after

ファスナーカバーの「風防」もスエードで製作しました。緋色舘定番の比翼仕立てです。
他ではあんまり見ない形ですよね。ファスナーを閉じるとテープが隠れる形になるので、
これはもともとなかった所に付けるわけですから、むき出しより自然に見えるわけです。

Dr.マーチン
ファスナーが走るカット線はだいたいこの二種類。(カーブかストレート)


after(カーブ)
仕上がりの雰囲気はやや違いますね。使い勝手(着脱の自然さ)はそれほど大きいな差はないと思います。


after
一般的にはストレートのほうがソールギリギリまでファスナーを入れられる利点があります。
ファスナーの種類はメタルとナイロンコイルがありますが、カーブにはメタル、ストレートにはナイロン
相性いいようです。(もちろん好みの問題なので自由に替えられます)


before

after
ベルテッド仕様のご婦人用ブーツで、靴の外側にはバックルが付いているタイプです。
ファスナーはインサイドに付けるわけですが、通り道を確保するのに
ベルトをどう処理するかが問題でした。

結果的にはファスナーのキワで切断しつつ残りを自然に見えるように再縫製いたしました。

○Bagと小物(サイフ)のファスナー修理(交換)


after
カンペールのラグビーボール型Bag

これはファスナーのテープ切れを直す修理ですね。
同じようなテープおよびエレメントを使ってジッパーそのものを交換します。
ついでにストラップのつけ根革も一緒に交換しています。
ファスナーの交換は結構内部を解いて開くので、その際に悪いところは同時に修理しておいたほうがいいですね。


before

after
ルイ・ヴィトンBag ファスナー交換

尾っぽの部分が力が掛かって裂けるというのはよく起こる現象ですね。
このような修理も純正パーツにこだわりがなければ(といってもYKKの高品質なファスナーを使用します)
おすすめです。スライダーの引き手も同じものが使用できますので、風格が落ちることはないかと・・・。


before

after
同じくルイ・ヴィトンのラウンドファスナー付きのサイフ
長サイフでラウンドのファスナーが付いているものはイロイロなカード類なども沢山入りますので重宝しますね。
カドの部分が無理がかかってテープ破損するのもよく起こります。
スッキリ交換でまた使えますので是非このような場合もほおっておかずに修理してみてください。


before

after

ラストはヒロフの長財布。

スライダーが駄目になって閉めたはずなのに開いてくるという現象。
この財布には「riri」というスイスメーカーのファスナーが使用されていまして(エルメスと同じ)
YKKとの互換性はありません。
なのでそっくりファスナーごと交換になりました。
使用したのはYKK「エクセラ」という高級ラインのファスナーです。
このような故障はスライダーの磨耗から起こりやすいのですが、ファスナーにもイロイロな種類があり、
より滑らかで事故が起きにくい高級ラインはサイフのようにヘビーローテーションで開閉を行うものにはいいのかもしれません。

さて、本日はこれで終わりです。
ファスナーに関する修理ご依頼、店頭やメールお問い合わせお待ちしております!

以上!ファスナー修理アレコレでした!

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