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12.12014
クラークス・デザートブーツのオールソール修理交換のご紹介。
こんにちは、西野です。
12月に入りましたね。
今は比較的暖かい感じがしますが・・・
今週半ばからは寒くなりそうです。
あったかいコートやマフラーなどが必需品になりそうですね。
本日の修理のご紹介
さて、本日は当店靴修理ではNO.1の人気を誇ります(笑)
クラークスの修理です。
本日は大本命のデザートブーツをご紹介。
まずはヒールの交換から。
もともとコバ(ソールのサイド)のお色はナチュラルですから
ヒールのみ修理するとその部分のみ新品みたいになってしまいますので、
軽くソール同様にダーティな感じで仕上げてあります。
船底ソールのヒール部分のみを合成クレープで修理した例。
天然クレープに比べてこちらの合成クレープは耐久性に優れていますので、
コストパフォーマンスが良いです。
合成と言ってもそんなに違和感はないと思います。
さて、オールソールです。
ミッドソール部分から交換して縫い直します。
ミッドソールを取り替えて縫い線を入れます。
基本的に手縫いです。
機械縫いするものもありますが、元の縫い線を拾うことで
サイズ感を同じに持っていくためです。
糸が締まるので若干はタイトになるのですが、
元のサイズが小さくなることはありません。
縫いあがり。
仕上がり途中。
アウトソールを形成して一休み。
これで出来上がり。
コバのお色はナチュラル。
色を入れることも出来ます。
オーナー様に聞いた話では、なんでも20年程度前の
純英国製クラークスだそうですが、
革質は触ると手に吸い付くようにキメが細かくて、最高ですね。
こちらはスウェードのデザート・ブーツ
なにかと使える定番の色、一足は持っていたいヤツですね。
底を抜くとこんな感じ。
抜け殻みたいになってしまうのがクラークスの面白いところ。
これも手縫いで底を合わせていきます。
こんな感じですね。
クラークス・ナチュラル・オールソール(ミッドソール交換)10,800yen~(税込み)
次はアウトソールのみの交換。
コバはナチュラル仕上げ
ブラックに染めたバージョン
普通はこのアウトソールのみの交換でいける場合が多いです。
どのような修理が妥当なのかはケースバイケースですので、
お店にてお問い合わせ下さい。
では本日は以上です!