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BLOG
5.142016
Bagの持ち手やストラップの交換修理
こんにちは!
山の手緋色舘の西野です。
気が付いたら長い連休も終わり、ここからはもうだんだんとサマーモード・・・
になっていくんでしょうね。日も長くなりました。
今回の記事のトップの写真は連休中の住吉だんじり祭り、緋色舘の中から撮影したひとこまです。
当日はすごい賑わいだったのですが、うちの店の前の有馬道がメインストリートなので、まるで特等席で
ゆっくり鑑賞できました(ヒマだったんかい 汗)
それにしてもすごい迫力でした。
来年も特等席で見れますよう、頑張ってお店を維持していきたいと思いました!
営業頑張ります^^;
では本日のお題
Bagのストラップと持ち手の修理です。
まずはロエベのお鞄。
長い一本もののストラップを付けて欲しいということで、製作して取り付けました。
こんな感じで一枚革からストラップとして使えるようにベルト状に製作します。
バックルとかフックのないシンプルな形です。後ろに見えている革が原皮です。
もうひとつロエベ。
紳士物のバッグですね。ハンドル(持ち手)を新しく作り変えました。
アップで。
これは染料のみで仕上げた昔ながらのタンニンなめし革です。
手触りもソフトなので中の芯も革を入れてます。
最後にワックスを使ってちょっとツヤ感を出しました。
こういうものを製作するときは必ず試作から入ります。
どんな革でどんな芯で厚みこれぐらいとか・・・
実際に作ってみなければわからない部分もありますね。
コーチの大きめトートバッグ
ストラップが傷んでいますが、これって革というよりストラップの中で芯が砕ける
ような感じでダメになっています。
革で作り直してこんな感じ。
これも最初は同じ厚みで二枚あわせの革で試作しましたが、どうも頼りない・・・
ということで完成品は革芯を使ってオリジナルよりも若干厚めでボリューム出しました。
やはり鞄が大きいですから、せっかく作っても細いストラップだと安定感が出ませんね。
ボストン型Bagの持ち手です。ナイロンテープが走っているので、これはこのまま使用して
作り直しです。
こちらもタンニンなめしのソフト革を使用。
強さもばっちりです!
夏には欠かせないカゴBag
持ち手はヘビ革を使っていますが、乾燥してパキパキとひび割れた感じになっていますね。
経年劣化もありますし、強い牛革で巻きなおしました。
芯材はそのまま使用出来たので、持ったときの感じもそれほど変わらないですね。
「今年も使える」とお客様にも大変喜んで頂けました。
最後はオロビアンコ。
硬い丸芯の入った持ち手の製作交換。
もともとはチョコレート色の型押し革(ワニ革のような模様)
ですが、無地で革質のいいもので作りました。
違和感はないと思います。
ビジネスなどでの毎日のハードな使用にお応えしないといけませんので
使っていって味のでる革がやっぱりいいですね。
さて、これで本日の記事終了です!
持ち手が傷んで「もう寿命かな?」と思っても修理という選択肢もまだありますので、
一度お問い合わせください。
以上、Bagの持ち手交換修理でした!