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BLOG
3.222017
山の手緋色舘で出来る修理紹介編
こんにちは!
山の手緋色舘の西野です。
オープンから一年以上経ちまして
えっ?いまさら・・・という気がしないでもないのですが、本日は当店で出来る修理、加工のご紹介。
まぁ、四月も近い、今回が当ブログの通算101回目の更新記事というのもありまして(どんなだ
ちょいちょいとこういうものも書いておきましょうか。^^
さて・・・
当店で扱っているものは
・靴修理
・Bag 革小物 修理
・シューケア用品販売
・時計電池交換 およびオーバーホールなどの修理(腕時計、置時計など)
・合鍵
主にこの5種です。
靴修理
婦人靴ピンヒールなどからいろいろなヒールの打ち替え
デイリーなニーズにちゃんと対応しておりますので、安心してお持ち込みください。
材料も国産強化リフト~ユーロ製までいろいろあります!
人気のある修理=ヒールカットです。
ヒールの高さが高くて履きにくい場合、カットして少し楽に履いていただけます。
HPの検索窓から「ヒールカット」と打ち込んで頂くと過去の記事もご覧いただけます。
紳士靴リフト交換。
定番のイタリア製クサビ型トップ・ピースの交換。
こちらも三日月型やVカットなどの種類があります。
ゴム製リフトは全てビブラム製。7mm厚のExp’ヒールやアリエルヒールなど
たぶん他店に比べてリーズナブル(1,800yen~)な価格設定でお応えしています。
Salvatore Ferragamo
repetto
sergio rossi
ハーフソールのご紹介です。
もちろん紳士靴にも出来ます。
滑り止めとソールの耐磨耗に効果がありますので是非ご利用ください!
どうせ張るならある程度のダメージが蓄積される前の処置がいいですね。
特に婦人靴のソールはエレガントなものほど華奢なので、早めを心がけて手を打っておけば安心です。
プラダ ヒール革の巻き替交換。
ヒール革がささくれるとせっかくのデザインが雰囲気悪くなってしまいがち。
クルッと巻き替てしまえばスッキリしますね。
紳士靴レザーソール、ドレス系におすすめなのがこのビンテージ・スティール。
つま先の磨耗を防いで大切なウエルトを守ります。
グツドイヤーのレザーソールに最適です!
さて、こちらはレザーソールのソール交換(ハーフコーナー付き オープンチャネル)
緋色舘は「クラークスの修理のお店」のイメージが強いかもしれませんが・・・
こういうものも扱っております。
レザーソール→ダイナイトソールへとチェンジ
ダイナイトソールはヒールのみの交換も出来ます。
続いてカジュアル系のソール交換
レッドウィングの定番アイリッシュセッターですね。
vibram#4014ソールです。
ビブラムソールでのソール交換。
ビルケンの純正ソールもございます。
エンジニアブーツのカスタムソール交換。
vibram#2021ソールでミッドヒールに5mm厚レザーをはさんで整形してあります。
お客様よりのご提案でソールバランスを考慮してこの形に。
「グッと履きやすくなった!」とおっしゃって頂きました^^
2021ソールはこういう使い方には実にしっくりと来ますね。
メイドインイタリーの登山靴ドロミテのカスタム
本来はビブラムのラグソールが付いていましたが、ガムライトソールでタウン用にチェンジいたしました。
「死ぬまで履けそうな安定感っ!」とお墨付きを頂きました。
このガムライトソールはvibramのソールの中でもクラシックな部類に入るベストセラーなんです。
いろいろな靴に応用が利くのでステッチダウン製のソール交換にはおすすめです。
ピストレロの黒靴
vibram#2021→#2303
ご常連様よりこのソールご指定の上カスタム
白→黒&ソールのボリュームが半分以下になりました。
シューレースも交換してイメージチェンジです!
続いて定番のベビーシューズ底貼り。画像はuggですがミネトンカも人気。
3mm厚の合成クレープにて底付けいたします。
ソールのカラーはベージュ、ダークブラウン、ブラックの三種類あります。
乗馬ブーツの修理
いろいろ出来ます。定番のファスナー交換~ヒール修理まで。
ドルガバのサイドゴアブーツ、パネルゴム交換です。
いわゆる「チェルシーブーツ」のサイドゴアゴム交換可能です。
ゴムの色は黒と茶
ティンバーランドのトップライン・クッションの革交換。
もともとが合成皮革でタッチを柔らかく作ってありますので、どうしても劣化してしまいます。
これをマルっと交換。合成皮革ではなく本革ですから、これで長く使えます。
クラークスの修理
イングランド製デザートブーツのソール交換です。
クラークスの天然クレープハイブリッド仕上げのソール交換全工程も過去の記事でご紹介しております。
HP検索窓で「クラークス」と検索してみてください。
クラークスは手作業メインのため仕上がりにお時間が掛かりますので(平成29年3月現在は2ヶ月以上~)
詳しくはお問い合わせください。
同じく英国製のデザートをハイブリッドソール交換。
さらにナローなタイプでヒールも低め。
同靴、腰裏部分のダメージです。
この時期のデザートにはインソールが無くて中底=ミッドソール=インソールという構造
なのでまずはヒールの月型芯を入れなおして腰裏革を新しく張りなおします。
ヒール周りは非常に重要なので正確に計測して一点一点目打ちいたします。
今後さらにヒール部分が傷まないようインソールを増設してしっかりとさせました。
デザートトレック
このステッチ目のピッチ位置が出し縫いミシンで縫ってしまうと狂ってしまいます。
デザートブーツもトレックもごくごくシンプルな構造に必要な要素を最低限かつ無駄のない形に
落とし込んであるのがクラークスの凄いところです。
ですので、これを別の形に置き換えてしまうのは私としては納得のいかないところです。
修理にはこれで「正解」というものはありませんが、
ソール構築の方法としては上記のような理由で現在のところはチマチマと手作業がメインの仕事です。
珍しいクラークスのチャッカ・ブーツです。
ソールはvibramガムライト
茶のスエードに黒ソールということでどことなくシックになりました!
JKTにも十分合わせられる顔つきですね。
ライトタイプのクラークス。
ソールがフラットで薄いですね。これでソールが天然クレープだとまずヒール部分が瞬殺になってしまいます。
今回はUSA製のオーロラシューズに使うタイプのvibramソールで交換いたしました。
このようなカスタムの場合、ソールを店頭で選んで頂くときにいろいろとお好みを聞きながら現物をお見せしていきます。
ヒールのボリュームが出て履きやすく、この形にしますと磨耗によるダメージにも当然強いです。
ワラビー
vibram#2021ソールで真っ黒に。
ミッドソールは5mm ナローなタイプのワラビーは合成ソールにするとコバが張り出し気味になりますので、
ソールのウエストはわずかに絞っています。
デザートブーツをビブラムUSA#430ソールにてカスタム。
ハンドステッチ+360度マッケイ縫いの逆ブレイク製法。
ソールの耐久性はMAXですね。
クラークス ネイチャー2のソール交換です。
立体整形なのでミッドソールはスポンジをくりぬいてエアアクティヴ・インソールが使えるように
してあります。
ソールはビブラム#2060
ネイチャーシリーズは修理できるものと出来ないものがあります。
詳しくは個別お問い合わせください。
シューケア用品販売
シューケア/フットケア用品店内にいろいろと置いてあります。
主にM.Mowbray サフィール コロンブス(ブートブラック) の3ブランド
インソールやシューレースなども取り扱っておりますのでお気軽にお立ち寄りください。
時計電池交換~修理
ウォッチのバッテリー交換や故障の修理なども取り扱いをいたしております。
スイス時計などの高級ブランドもOKです!(画像はオメガ、カルティエ、グッチ)
ただし時計は店頭のみで宅配には対応しておりません。
合鍵
こちらもご近所様のみ対応の合鍵製作しております。
シリンダーキーとディンプルキー両方に対応。
近所の小学生から「巨人の家の鍵だっ!」といわれる
画像の赤い(デカイ)カギのハリボテが目印です。(笑
Bag 革小物 修理
とにかくお問い合わせが多いカバンの修理。
いろいろ出来ることがありますので店頭およびメールなどでお問い合わせください。
小銭入れとルイ・ヴィトンのお財布
ファスナー交換。
小物系の修理は形を崩さないようファスナーの取り外しと取り付けが少し難しいですね。
ある意味お金を出すときに人目にさらされるものなので、出来るだけ修理感がでないように致します。
こちらもファスナーの交換、フェンディのかわいいポーチ。
もともとはプラ製のビスロンファスナーでしたが、メタル・ファスナーのアンティークに交換。
違和感ないよう仕上げます。
トートBagの内装交換。
倉敷帆布で製作しました。発色がいいですね。他にも薄手のシャンタン生地もあります。
グッチやプラダなどのブランドBagにはシャンタンのほうが適するものが多いです。
ルイ・ヴィトンのポーチ、ポケットの交換。
なぜか内装に部分的に合成皮革が使われていると、湿度の加減で劣化していきます。
これをまわりと同じような革で交換。ポケットだけでも全体をバラして作業します。
after
メイドインフランスのヴィトンはやはり風格がありますね。
before
after
コーチ・ブテックのクラシックタイプのトートBag
ハンドル革の交換です。
他にもストラップが傷んだ場合に交換するなど出来ますのでお問い合わせください。
hermes
最後にエルメスのミニトート
ハンドルのステッチ補修です。
使い込むと磨耗でハンドルのステッチは切れてしまいます。
エルメスさんで修理を依頼すると恐ろしい値段を言ってきます。
まあ、それは致し方ないことですね・・・。
パリに送って製造職人さんが手縫いしていくわけですから。
緋色舘では機械縫いですが、そのぶんかなりリーズナブル(あたりまえですが)
でステッチに出来るだけ違和感が出ないよう修理いたします。
では、長くなりましたが本日は以上!
緋色舘で出来る修理のご紹介でした!
四月からの新シーズンもよろしくお願いいたします。八(^□^*) タノム!!